技外しのリスクを軽減する方法2

今回は命中率に関する例を書いてみたいと思います



ウルガモスは大文字+虫のさざめきならば
大文字の試行回数をある程度虫のさざめきで軽減することに成功していますが
大文字+ギガドレイン+めざぱ氷だと大文字の試行回数はどうしても
多くなってしまいます
残りの2つでは交代されたときにダメージが通らないという場面が多いため
仮に弱点をつける相手であっても結果として大文字を選ぶこともしばしばあります



このさざめきが無いウルガモスがどの程度大文字を打つのかにもよりますが
もし大文字を乱発しなければならないようなら、命中率的には周りのポケモン
である程度大文字の試行回数を減らすよう努力したいということになります
ガモスの場合大文字のみメイン技になっていて、これを減らすのはとても難しいので
ガモスにさざめきを入れられるよう周りのポケモンを構築していくか、
周りのポケモンの技外しのリスクを軽減するよう心がけるようにして
パーティ全体でバランスを取っていくことになります



例えばガモスと鋼タイプを組ませることを考えて見ます
メタグロスならバンギラスに後だしが出来るので相性がよさそうですが
バンギを殴るためにはコメットパンチ(命中85)を入れる必要があります
この技は命中は低いものの、岩タイプなどを相手にする場合はある程度の試行回数を稼げるため
あまり気にならない技として使うことが出来ます
冷凍パンチは命中100であり、めざぱ氷を持っているとはいえガモスの苦手なドラゴンを殴れるため
有力候補になります
バレットパンチは即採用です
思念の頭突き(90)は非常に迷うところです。コメットバレット冷凍では殴れる範囲が狭く
やはり広範囲に等倍を出せる思念はほしいところですが、ガモスを入れることも考えると命中率が非常に不安です
そこで変わりに出てくるのが地震(100)です。これならある程度の相性保管が出来ています
ただスイクンなどを殴ることは出来ないので、これについて他のポケモンでカバーする必要があります
しかしガモスがギガドレインを覚えているなら一考の余地はありそうです
技外しのリスクを軽減することを考える場合はこのようにパーティで命中率のバランスを取っていくことも大切だと思います



最後になりましたが、命中率を最優先にしてパーティを組むことは基本的にありません
最初に戦略や相性補完などを考えて、6匹パーティが出揃ってある程度技が決まってきた段階でようやく命中率のことを考えるのが一般的です
実際は技外しより戦略負けなどでの負けのほうが圧倒的に多いため、あまり命中に気を向けることは出来ないからです
上記は極端な例になりましたが、最後に煮詰める段階では命中のことも意識されてくるため
その段階でももう一度深く考えてみると運負けを減らせるのではないかなと思います